避難経路の分析(SOL/179)

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避難経路の分析(SOL/179)

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避難経路の分析

 

概要

このルールは、火災や他の緊急事態の場合に、建造物から安全に退出できることを確認します。建造物には、十分な数の避難用経路が適切な場所に配置されている必要があります。また、円滑な避難が妨げられることのないよう、十分な収容力が必要とされます。このルールは、建造物の消防規則に照らして、建造物の避難経路を確認するように作成されています。消防規則は、Microsoft Excelシートからインポートすることも、ルールのパラメータに手動で設定することもできます。

このルールでは「出入口」、「スペース用途」、「垂直方向移動」の3種類の分類を使用します。

「出入口」の分類は建造物の出入口の識別に使用されます。このルールを使用する場合、どのドアが出入口のドアであるかを指定する必要があります。

「スペース用途」の分類はルールのパラメータで使用されます。どのスペースが、たとえばオフィスや会議室であるかを指定し、それらの特定の最大距離をルールのパラメータで設定できます。

「垂直方向移動」の分類は階段およびリフトの識別に使用されます。避難経路にリフトを使用できる場合、どのスペースがリフトであるかを指定できます。コンポーネントタイプはオブジェクトではありませんが、どのオブジェクトが階段であるかも指定できます。
 

ルールの設定

ルールのパラメータは次のとおりです。

 

EscapeRouteAnalysis_179

 

 

スペースの分類
 

スペースの分類に使用される分類です。分類名は、「一般要件」テーブルの「分類の名前」で設定します。

一般要件

「一般要件」テーブルでは、用途タイプ別にスペースの一般要件を定義します。1行で、分類名、最小移動距離、1人の占有者あたりの面積、避難経路の最小数、および経路の始点を定義します。スペース用途の分類は分類ビューで行えます。テーブルの値はMicrosoft Excelシートからインポートできます。

 

経路

 

経路選択メソッド

スペース内の経路選択メソッドです。これで経路の長さと表示を設定します。

 

経路の長さの共有乗数

経路の長さの計算で、複数の避難経路で共有する経路部分の乗数です。これは、乗数が1より大きい場合にのみ使用されます。

 

階段の長さ

経路の長さの計算における階段の長さの計算のメソッドです。

 

階段の高さの乗数

経路の長さの計算における階段の高さの乗数です。

 

ドアの開放方向の確認

ドアが避難経路方向に開くことを確認します。モデルには、ドアの動作タイプが必ず含まれている必要があります。動作タイプは情報ビューで確認できます。

 

出入口のドア

出入口ドアの分類
 

出入口ドアに使用される分類です。出入口ドアの分類名は、出入口の「分類の名前」で設定します。

 

出入口

 

分類の名前

 

ここでは、出入り口に使用する「分類の名前」を指定します。

 

出入口のタイプ

 

ここでは、「出入り口のドア」、「補助的なドア」、「避難に使用しない」など、出入り口のタイプを指定します。

 

防火領域

 

防火領域の優先度

 

建物から避難するときに使用する防火領域の優先順位を指定します。区画化ビューに防火領域の使用を表す値を追加できます。詳細はこちらを参照してください。

避難経路は優先順位の高い方から低い方へと防火領域を通過します。
 

FireZonesAndCompartmentationViews

 

垂直方向移動

 

垂直方向移動の分類:

階段に使用される分類です。階段の分類名は「避難用階段の分類の名前」テーブルで設定します。

 

避難用経路

 

避難用経路の最小高さ

「避難用経路の最小高さ」では、ドアおよび避難用経路の最小高さを定義します。
 

 

避難用経路の最小幅

この「避難用経路の最小幅」テーブルでは、避難用経路の最小幅を指定できます。異なる専有者数に対する避難用経路の幅も指定できます。また、占有者、ドアの合計幅、経路の合計幅、ドアの最小幅、経路の最小幅から構成される新しい行を追加できます。テーブルの値は、MS Excelシートからテーブルにインポートできます。

 

重要度パラメータ SeverityParameter_Icon

詳細については、重要度パラメータを参照してください。
 
 

結果の分析

ルールは、情報の欠落がある場合、またはルールのパラメータで設定した要件を建造物モデルが満たしていない場合に案件を作成します。出入口リストに出入口がない場合、防火区画が定義されていない場合、または移動距離や占有者数がすべてのスペースに定義されていない場合に、情報の欠落に関する案件が作成されます。情報の欠落は通常、ルールのパラメータと防火区画を設定することで修正できます。また、避難経路が必要な数に達していないスペースがある場合や、避難経路が長さや収容力の要件を満たしていない場合に案件を作成します。

レポートされるデータ

このルールにはレポートはありません。

ルールのツール

このルールのツールパネルは避難経路の表示用に作成されており、表示用コントロールとツリーモデルから構成されます。チェックボックスで様々な表示コンポーネントのオンとオフを切り替えられ、色分けされたボックスをクリックして経路および防火区画の色を変更できます。ツリーモデルで選択したスペースと経路が3Dビューに表示されます。経路の表示は2つのコンボボックスで制御できます。最初のボックスは経路の長さを定義し、2番目のボックスは経路の数を定義します。現在の選択をツリーモデルに適用することもできます。これを行うには、ツールバーのボタンを使用します。ツールバーには、平面図のイメージと選択した経路をDFXファイルにエクスポートするボタンもあります。

 

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