許可する梁の干渉ルール(SOL/233)

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許可する梁の干渉ルール(SOL/233)

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許可する梁の干渉ルール

 

概要

 
このルールでは、指定した面積で指定したコンポーネントが梁を通り抜けられるように、梁と他のコンポーネントとの干渉を確認します。許可する面積で梁を通り抜けるコンポーネント(通常は、パイプとダクト)案件を作成しません。
 

ルールの設定

 

ルールのパラメータは次のとおりです。

 

 

Allowed_Beam_Intersections_Rule
 

 

確認するコンポーネント

 

「確認するコンポーネント」フィルタパラメータテーブルの目的は、主に、ユーザが()コンポーネントを選択できるようにすることです。フィルタパラメータテーブルを使用すると、コンポーネントを正確かつ厳密に選択することができます。これによって、確認の効率を改善し、不要な結果の除去などを行って結果の最適化を実現できます。このコンポーネントには、ルールによって確認される主要な梁である梁が含まれます。「確認するコンポーネント」パラメータにはデフォルトでフィルタが実装されています。このフィルタにはモデル内のすべての梁が含まれます。

 

接続する梁

 
「接続する梁」フィルタパラメータテーブルの目的は、途中で確認する梁に触れる梁を選択できるようにすることです。これは許可する面積に影響します。
 

許可する面積は、確認する梁を通り抜ける複数のコンポーネントを含むことが許可されている梁の側から確認する面積です。
 

梁(1)が確認する梁である場合、梁(6)は接続する梁です。梁(2)または梁(3)が確認する梁である場合、梁(5)が接続する梁です。梁(5)が確認する梁である場合、梁(6)と(7)が接続する梁です。梁(4)が確認する梁である場合、梁(7)が接続する梁です。「接続するコンポーネント」パラメータにはデフォルトでフィルタが実装されています。このフィルタにはモデル内のすべての梁が含まれます。以上を次の図に示します。

 

Allowed_Beam_Intersections_Rule_Example

 

 

支持コンポーネント
 

「支持コンポーネント」は、一般に、梁の端に支持目的に配置するカラムで、コンポーネント8号です(上記の図を参照)。「支持コンポーネント」パラメータにはデフォルトでフィルタがあります。このフィルタにはモデル内のすべてのカラムが含まれています。また、支持コンポーネントにも梁がある場合があります。1つの梁が支持コンポーネントと接続する梁の両方である場合、支持コンポーネントとして、許可する面積に反映されます。

 

許可する面積

 
「許可する面積」テーブルでは、さまざまな距離を指定できます。許可する面積は四角形の和集合です。デフォルトでは、2つの四角形が定義されています。許可する面積定義テーブルで行を選択すると、その選択行で定義された四角形は青色でハイライトされます。許可する面積は、梁を接続することで「カット」できます。カットされた面積も画像に表示されます。

 

このテーブルでは、長さとは支持されない長さであって、梁の長さではないことを忘れないでください。これら距離は次のテーブルカラムで指定できます。

 

終了位置

 
終了位置パラメーターでは、梁の両端からの距離を指定できます。梁の両端とは、柱の支持など、梁の支持が始まる位置です(参照:支持コンポーネント)。
 
行を追加して、「終了位置」カラムのセルをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます(下図参照)。終了位置ダイアログでは、長さとは梁の支持されていない長さのことです(許可する面積の定義で使用される長さ)。「高さ」オプションは、単純に梁の高さを表します。「選択した寸法の分数」の値には、コンポーネントが梁を通過する位置までの梁の割合を指定します。

 

End_Dialog

 

終了最小値

 
許可する面積の一部とする最小終了面積を指定できます。許可する面積の位置の定義で使用する最終距離は、「終了」パラメータと「終了最小」パラメータで指定する2つの「終了」距離の最大値です。2つの終了距離の最大値の結果として入力される面積は、「許可する面積」です。

 

 
上パラメータでは、梁の上端からの距離を指定できます。行を追加して、「上」カラムのセルをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます(下図参照)。上ダイアログで、長さまたは高さを選択できます。長さは梁のサポートされていない長さです(許可する面積位置の定義で使用される長さです)。高さは梁の高さです。「選択した寸法の分数」も指定できます。

「選択した寸法の分数」の値は、コンポーネントが通り抜けられる梁の分数を指定します。

 

Top_Dialog

 

上最小

 
許可する面積の一部とする最小上面積を指定できます。許可する面積の位置の定義で使用する最終距離は、「上」パラメータと「上最小」パラメータで指定する2つの「上」距離の最大値です。2つの上距離の最大値の結果として算出される面積が、「許可する面積」です。

 

 
下パラメータでは、梁の下端からの距離を指定できます。行を追加して、「下」カラムのセルをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます(下図参照)。
下ダイアログで、長さまたは高さを選択できます。長さは梁のサポートされていない長さです(許可する面積位置の定義で使用される長さです)。高さは梁の高さです。「選択した寸法の分数」も指定できます。

「選択した寸法の分数」の値は、「コンポーネントが通り抜けられる梁の分数を指定します。
 

Bottom_Dialog

 

 

下最小

 
許可する面積の一部とする最小下面積を指定できます。許可する面積の位置の定義で使用する最終距離は、「下」パラメータと「下最小」パラメータで指定する2つの「下」距離の最大値です。2つの上距離の最大値の結果として入力される面積は、「許可する面積」です。

 

接続

 
接続パラメータでは、接続する梁からの許可する面積の距離を指定できます。行を追加して、「接続」カラムのセルをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示されます(下図参照)。接続ダイアログで、長さまたは高さを選択できます。長さは梁の支持されていない長さです(許可する面積の位置の定義で使用される長さです)。「選択した寸法の分数」も指定できます。
 

Connection_Dialog

 

 

接続最小

 
許可する面積の一部とする最小接続面積を指定できます。許可する面積の位置の定義で使用する最終距離は、「接続」パラメータと「接続最小」パラメータで指定する2つの「接続」距離の最大値です。2つの上距離の最大値の結果として入力される面積は、「許可する面積」です。

 

 

AllowedArea_Explained

 

1 終了位置 - 梁終了位置からの距離。

2 終了最小値 - 許可する面積の一部である最小(終了位置)面積。

3 上 - 梁の上端からの距離。

2 上最小 - 許可する面積の一部である最小(上)面積。

5 下 - 梁の下端からの距離。

6 下最小 - 許可する面積の一部である最小(下)面積。

7 接続 - 接続する梁からの許可する面積の距離。

8 接続最小 - 許可する面積の一部である最小(接続)面積。

 

下記の画像は、「許可する面積」テーブルに記載されている値に従って作成されます。

Beam_Layout

 

許可する面積内のコンポーネント
 

「許可する面積内のコンポーネント」フィルタパラメータテーブルには、許可する面積を通って梁を通り抜けることを許可されたコンポーネント、または許可する面積で梁に干渉することを許可されたコンポーネントがリストされます。デフォルトでは、すべてのダクト、パイプ、ケーブルキャリアから構成されるフィルタパラメータテーブルに3つのフィルタが追加されます(上記のスクリーンショットを参照)。このフィルタパラメータテーブルにリストされていないが、梁と交差しているコンポーネントに案件は作成されません。この目的を満たすには、「一般干渉ルール」を使用してください。
 

梁を通り抜けるコンポーネントのみを許可する

コンポーネント(パイプ、ダクトなど)が梁と干渉しているが、梁を通り抜けていないという状況が考えられます。代わりに、梁と干渉する間に曲がります(下図参照)。

Elbow_Pipe_Beam1

このような状況に対処するために、ここで「梁を通り抜けるコンポーネントのみを許可する」というチェックボックスをご紹介します。このチェックボックスにチェックを入れると、梁を通り抜けるコンポーネントのみが許可され、結果ビューに案件は作成されません。コンポーネントが梁に干渉している(許可する面積内であっても)が、梁を通り抜けない場合は、結果ビューに案件が作成されます。デフォルトでは、チェックが入っている状態です。
 

クリアランス
 

クリアランスパラメータは、梁を通り抜けるコンポーネントと許可する面積の境界の間にクリアランスを要求するために使用します。値が負となるように設定すると、コンポーネントには、梁と、確認済み梁の非許可面積との多少の干渉が許可されます。

 

ClearanceParameter_Explained

1 クリアランスパラメータ

2 接続する梁

3 接続

4

5 終了位置

6

 

 

傾斜した梁を確認する

 

このチェックボックスパラメータは、傾斜した梁がルールによって確認されることを許可します。傾斜角はルールで定義されているため、傾斜した梁はフィルタパラメータテーブルで定義できません。デフォルトでは、チェックボックスのチェックは外した状態です。

 

許可した干渉を表示する

 

このチェックボックスパラメータがチェックを入れた状態にある場合、許可する面積と干渉しているコンポーネントを表示することができます。デフォルトでは、このパラメータにチェックが入った状態です。
 

重要度パラメータ SeverityParameter_Icon

詳細については、重要度パラメータを参照してください。

 
 

結果の分析

ルールは、許可する面積以外の場所で、「許可する面積内のコンポーネント」にリストされたコンポーネントと干渉しているコンポーネントのある梁ごとに、案件を作成します。

「許可する干渉を表示」にチェックが入っている場合、許可する面積を通り抜ける可能性のあるコンポーネントが表示されます。案件はカテゴリに収集されます。各梁タイプにはそれぞれのカテゴリがあります。

レポートされるデータ

このルールにはレポートされるデータはありません。

ルールのツール

このルールにはツールはありません。

 

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